お腹

猫ちゃんにとって、毎日快便できる事はとっても重要なポイント。
たった1日の便秘だからってナメちゃいけません。
人間とは違い、猫のお通じは健康面のチェックには欠かせない大事な部分です。

毎日ちゃんとおトイレ見てますか?

症状・ケア方法

猫の胃と腸はとっても繊細。だからこそ毎日のごはんとお通じがしっかりできているかもすごく大事。

<胃腸炎>
猫はストレスもしっかり感じます。ストレスで胃腸炎になる事もあります。人間と全く同じ。

猫が胃腸炎になった時の症状は、これまた人間と同じく胃痛・嘔吐・下痢などです。
突然吐き出して吐き続けてしまったり、うなり声をあげたりしていたら胃腸炎の可能性もありです。
うなるのは胃痛を感じていたり、不快だから危険を察知してあげましょう。

病院に行けるタイミングであれば、すぐに行きましょう。
深夜だったり、病院に行けない場合には、まずは様子を見て、吐瀉物の観察をします。
泡状の胃液を吐いているようであれば、炎症を起こしている可能性が高いです。

胃炎の場合だと、しばらく吐き続ければ落ち着く事が多いのです。
4〜5回吐き続けていると、泡状の胃炎が出続けますが、いずれ吐くものがなくなるので落ち着く場合があります。
痛みや不快感がある場合にはうなっているでしょう。

嘔吐がおさまったら、何も飲み食いさせないように気をつけて、病院に行けるタイミングまではしっかり休ませてあげるのがいいでしょう。

泡状の胃液は、色などをしっかり見て、病院に行った時に報告できるようにするのも重要です。黄色い胃液だったり、血が混ざっていたりする場合もあります。

血が混ざっている場合には胃や喉が傷ついていたり、他の病気の可能性も否定できません。

症状が落ち着いても、病院での診察をオススメします。


<便秘・下痢>
便秘になってしまったら、柔らかいフードをあげると出やすくなる事があります。
1日便通がなかった場合には、ウェットフードをあげてみるのもいいでしょう。

それでも便通がない場合には、人間のビオフェルミンを与えるのも可能です。便通を良くしてくれる場合があります。
分量は人間より少なめの、一錠程度にしましょう。すりつぶしてごはんに混ぜると、苦味もないので比較的すぐに食べてくれます。

下痢の場合はちょっと危険信号。

下痢は色々な可能性が考えられます。
外に出ている猫ちゃんの場合は、寄生虫かもしれません。虫下しが効果的です。(虫がウジャウジャ出てくるので覚悟が必要。。。ヽ ( ꒪д꒪ )ノ)

また、胃腸炎など意外の可能性としては、もし薬を飲んでいる場合は薬やサプリメントの副作用もあります。
体にいいと思って飲ませたサプリであっても、お腹を壊してしまったら体に合わないので控えるのが妥当。

また、猫は落ちているものを誤飲してしまう事が多々あります。
病院の急患で誤飲はとても多いんだとか。。。

猫が飲んでしまって一番危ない物って、なんだかわかりますか???

それは、ヒモです!!!!!(。☉∆☉)

案外見落としがちですが、ヒモってものすごく危険なんです。

なぜかと言うと、猫の腸は細く入り組んでいるので、ヒモ一本入り込んで消化できないと、腸で絡まってしまって大変な事になります。ガ━=͟͟͞͞(Ŏ◊Ŏ ‧̣̥̇)━ン

手術になってしまう事もあるし、なにより猫ちゃんは痛いし苦しいし、とんでもなくかわいそうです。

ちょっとでも長い紐状のものが落ちていないように、とにかく注意しましょう。
ヒモと同じく、髪の毛も危険性はあります。
髪の毛くらい細いと、うまく腸から排出される事がありますが、うんちと絡まってしまったりもします。
その場合、無理に引っ張って取り出すのは危ないです。
すぐに肛門から取れそうなら、ゆっくり引き出してみてください。もし、引っ張って引っかかるように止まってしまったら、絶対に引っ張らず、肛門から髪の毛が10cmくらい出ている状態で放置しましょう。
いずれ次のうんちで出てくる事もありますし、それでも出てこなさそうなら病院で診てもらうのが賢明です。

快調快便は、人類みな大事。(灬ꈍ ꈍ灬)